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重々しい前奏は大変重厚感があって、今から始まる悲しいストーリーを想像させるに容易い。
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もう二度と会えないその人に対し募る想いが次々に、これでもか!というくらいに押し寄せる。曲調
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はスローなバラードで歌詞に沿った雰囲気。そこに乗る小春の歌声は、もう今にも泣き出してしまう
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ような絞り出すような声であった。悲しい思い出しかないはずだが、それを乗り越えていこうという健
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気な感情が垣間見られるような表現は小春にとってどのような気持ちで表したのだろう。そんな奥深
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いところまでじっくりと感慨にふけっていたいと思わせてくれる、ストーリー性の非常に高い曲である。
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